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仙台へドライブ<前編:懐かしの東北道> [プチ旅行記]


先週の週末、車で仙台の妻の実家に行ってきました。
今日はその時の様子をレポートします。

9月7日(土)
 午前中は、通常通りのリハビリをこなし、出発したのは11時少し前でした。
前日、自動車購入以来3か月目にして初めて洗車をし、ガソリンを満タンにして初めてのロングドライブの準備は万端です。
リハビリを休んで朝早く出ようかともちょっと考えたのですが、逆に朝少し早いと高速が混雑する可能性もあると考え、この時間の出発がベストと考えた次第です。
翌週・その次と3連休が続くので、この両日の土曜日には激混みすると考えましたが、実際にはその通りにメチャメチャな混雑で、昨日は台風が近づいているというのに予想通り周辺の高速道路上はすごい渋滞だったようです。
(おまけに今日は台風接近での凄い大雨、昨日渋滞の中出かけたドライバーさんには本当に同情いたします。)

自宅近辺を快適に通り抜けて、いよいよ久喜ICから東北道に入ります。この日のためにETCの身障者割引の登録を済ませていますので、高速道路の料金も半額になるので、ありがたい限りです。当然のごとくETCマイレージも半分になってしまいますので、以前のようにゴルフに行ってはすぐにキャッシュバックされるようなお得感は味わえないのですが、それでもやっぱり恩恵を期待してしまいます。

東北道も宇都宮までは片側3車線なので、「絶対にスピードを出しすぎない」ことを心に誓って一番左側の車線を本当に慎重に走ります。でもやっぱりノロノロと走る車があるとつい中央車線に車線変更してその車を抜いてしまいます。でも、「右側車線には絶対に入らない!」という固い誓いは絶対に守って走りました。

懐かしの佐野SAにて休憩し、お昼をいただきます。佐野SAと言えば昔ゴルフに行くときにいつも休憩し、土日の朝だけ出る屋台でロストボールのバーゲン品を仕入れて、いくつボールを失くしても良いように万全の準備をして、ゴルフ場に向かった非常に懐かしい思い出のSAです。4年振りにその変わらない景色を見て、何故か嬉しくなりました。(勿論、ロストボール屋さんは既に店じまいしていましたが…)

佐野の名物と言えば何と言っても「佐野ラーメン」。お昼は当然ながら佐野ラーメンをいただきます。佐野ラーメンと言えば青竹踏みのラーメンが有名ですが、ただの「佐野ラーメン」と「青竹踏み佐野ラーメン」の価格差はたったの50円です。青竹踏みの人件費がたった50円とはとっても考えられませんが、私は敬意を表して当然のごとく50円高い青竹踏みラーメンをチョイス、現実派の妻は50円を節約して普通のラーメンを選択したのですが、味の違いを比較することはしませんでしたが、久し振りのラーメンを満喫しました。
sanora-men.jpg
また、栃木県に敬意を表して餃子を頼もうと思いメニューを見ると、「佐野名物 餃子」とあります。真偽のほどは確かではありませんが、「名物」に敬意を表してこちらも3つだけいただきましたが、「名物」の名に恥じず意外と美味でした。
gyoza.jpg
宇都宮ICを過ぎると3車線⇒2車線となり、ローカル色豊かな道路になります。
2車線になると、遅い車がいるとどうしても右側の追い越し車線を使わざるを得なくなり、結局スピードが出すぎてしまいます。気づいたらメーターが120キロを指していたりして、慌ててアクセルを離すことも何回か体験しました。
宇都宮ICの次は矢板IC。このあたりまで来るとゴルフ場の値段がぐっと安くなり、私がメンバーでもないのに勝手にホームコースと名乗っていた「矢板CC」などの出入り口で、何度となく通った本当に馴染みの深い場所です。
「何年かかっても、絶対ここには復活してやるぞ!」と誓ってゴルフの時以外には降りたことがないICを通り過ぎます。

那須を過ぎるといよいよ福島県に入ります。
「これよりみちのく。ゆとりで走ろう。」という懐かしい看板が見えます。仙台にいた時代から何度となく見ていた看板です。
福島、本当にのどかで相変わらず自然たっぷりの素晴らしい風景が続きます。こんな素晴らしい福島の一部に、まだ人が入れない地域があるなんていうことが、同じ福島県なのに信じられない風景です。

安達太良SAにて2度目の休憩です。この安達太良SAを出ると後は仙台駅まで約1時間半というのが、仙台時代の添乗員の常識で、携帯のない時代に会社(または上司)に電話して、「安達太良SAを出る時間+1.15~1.5時間後に着きます。」と必ず報告した懐かしのSAです。
また毎年夏に帰省する時には、このSAでお土産に桃を仕入れてから仙台に向かったものです。でも、今年はちょっと桃の季節も過ぎていたし、今年は何度か福島の桃も美味しくいただいたので、「今年は桃のお土産はいらないよ。」と事前に言われていましたが、やっぱりこのSA=桃と反射的に体が桃モードになってしまいます。なので、「季節限定!桃ソフトクリーム」を美味しくいただきました。

宮城県に入ると雨が降り出し、また福島とは異なりアップダウンとカーブが大変多くなり(常時)80キロ規制の走りにくい道路が続き本当に慎重さが必要になる区間が続きます。でも、運転に慣れたせいか常時100キロ程度で走り続け、しょっちゅう右側車線に入っては120キロぐらいまでにスピードを上げて、遅い車を抜いていきます。気を付けなければ… と思うのですが…

仙台南ICが近づくと、私的には仙台のシンボルである「太白山」という小さい山が見えてきます。このコンパクトな山が見えてくると、「あ~ぁ、仙台に帰って来た!」という気持ちが強くなる山で、場所などは全く違いますが、昨年念願の初体面を果たした鹿児島の開聞岳と通じるものがあると勝手に考えている山です。でも仙台南ICでは高速は降りずに、この次の仙台宮城ICでようやく高速を降ります。

山の中・田舎の宮城ICから10分程度の長いトンネルを2つ超えると、いきなり仙台の繁華街のど真ん中に出ます。この田舎のIC⇒トンネルを出る⇒いきなりの繁華街のど真ん中というシチュエーションは他にあまり例がなく、ちょっと感動的な仙台のドラマティックアクセスで、私の好きな風景の一つなのです。
このトンネルに入ると懐かしの「東北放送」のラジオにダイアルを合わせて懐かしい仙台の情報を聞くのが私の定番だったのですが、今年のラジオは優勝間近の楽天イーグルスの中継一色なのはちょっと残念ではありますが、地域に根付いた楽天の活躍で盛り上がっている仙台は本当に嬉しく思います。

トンネルの出口は仙台時代に毎日通った東北一の夜の繁華街「国分町」のそば。超えるとすぐに見える「江陽グランドホテル」は27年前に妻と結婚式を挙げたホテルです。仙台に来るたびに車の中から「これが結婚式を挙げたホテルだよ」と毎回言うので、2人の子供もすっかり覚えてしまったようです。

妻の仙台の実家は仙台駅から徒歩10分弱という至近距離にあります。無事に車を玄関に停めて、しばらく妻の実家で寛がせていただきます。

宿泊も普段は妻の実家にお世話になるのですが、体が弱っている母の負担等を考えると、家にお世話にならずに我々夫婦は近所のホテルに泊まったほうが良いという判断で、今回は駅前のホテルを予約し、夕食をご馳走になった後は妻とホテルに向かいました。

翌朝は当然のごとく5時前に起き、東京オリンピック決定の瞬間を(実家のみんなに)気兼ねなく見ることができました。
仙台のホテルで見た「TOKYO 2020」の瞬間は、ちょっと感動的でした。

続きは次回にご報告します。


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