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仙台へドライブ<後編:秋保温泉と秋保名物おはぎ> [プチ旅行記]


おはようございます。
台風が接近していて、特にすることもないので昨日の続きを書き上げてしまおうと思います。

2日目:9月8日(日)

 今回、世話になったホテルは仙台駅前の「ホテルモントレ仙台」。私が仙台で勤務していた昭和の時代には、駅前のこの場所には、仙台の地元大手スーパー「エンドーチェーン」があった記憶があります。当時、仙台市民では知らない人はいないエンドーチェーン… 今は業態を変えて何とか生き残ってはいるようですが、全盛期の当時の面影は全くありません。
このホテルは平成になってからできたホテル(少なくとも私がいた頃にはなかった)ですが、レトロの雰囲気を作っておりそれなりに居心地の良いホテルでした。でも次回仙台に行くときには、別のホテルに泊まってみたいと思っています。

 朝の「東京決定!」の興奮が冷めないうちに、再びタクシーにて実家に戻ります。
妻の実家で久し振りの純和食の朝食をいただき、しばらくはのんびりとした時間を過ごします。当然のこととはいえTVは今朝決まったオリンピックの話題一色。4年前は国民の誘致意識がイマイチで、これもリオに負けた原因の一つとまで言われていましたが、4年経ってこれだけ私も含めてみんなで盛り上がって喜び合っていることを考えると、今回東京に決まって本当に嬉しさを感じる… そんなことを感じながら仙台での時間を過ごしていました。

とは言え、10時を過ぎたので散歩がてら今回のお土産を仕入れに仙台駅の「SーPAL」を覗きに行きます。仙台の土産、特にお菓子には本当に美味しいものが多く、毎回毎回「どれを買って帰ろうか」本当に悩んでしまいます。
有名な「萩の月」や伝統菓子「白松ガ最中」なども本当に美味ですし、それ以外の仙台のお菓子も本当に美味しいものが多く、加えて東北の中心地仙台だからこそ買える東北各地の銘菓にも本当に好きなものが多いのです。
今回、妻は知り合いから強いリクエストがあったらしく、定番の「萩の月」を。私の会社へのお土産は私が密かに好きな「くるみ柚餅子」を。その他ダイエットを気にしながらも我々夫婦が楽しみに食べるお菓子を細々と数種類仕入れ、お昼に家族で食べるお寿司を買って、満足して実家に戻ります。

実家を出たのは15時頃。今年の夏は特に旅行に行ける予定もないので、折角車で仙台まで来たのだから、東北の温泉を満喫してから帰ろうというのが今回のプランです。
仙台の温泉と言えば、仙台から車で40分程度で行ける秋保温泉が何と言っても有名です。私も仙台勤務時代をはじめその後も含めて本当に何度となく来た記憶があります。昔からある伝統旅館で、有名どころの旅館と言えば秋保にもいくつもあり「ホテルニュー水戸屋」「佐勘」「岩沼屋」「秋保国際」など 今名前を上げた旅館には仕事もプライベートも含めて、少なくとも各5泊以上は間違いなくお世話になっています。
勿論、それ以外の平成になってからできた比較的新しい旅館もたくさんありましたが、それらにも様々な縁で最低1泊はしているというのが現実です。
でもそんな旅館の中でまだ1回も泊まったことがない旅館が一つだけあり、今回はその旅館にお世話になることに決めていました。

その旅館に名前は、「茶寮宗園」。秋保では一番縁が深く、個人的には数えていないけれど恐らく15泊以上はしている「ニュー水戸屋」の姉妹館として平成になってから(つまり私が仙台を出てから)開業した旅館なのです。
今まで来る機会がなかった唯一最大の理由がその「宿泊代金」。そうです、比較的レベルが高く高めの宿泊代金設定が多い秋保の中でもとびぬけて高い旅館なので、「今までは手が出なかった。」というのが最大の理由です。
このホテル、平日で普通の部屋でも2人で泊まると1泊4万円弱します。土曜日で露天風呂付きの客室に泊まろうものなら確実に6万円は超える高級旅館です。
でも今回の「夏の旅行」は結局たった1泊だけになってしまいましたので、「ちょっとは贅沢してやろう」と思い私的には「清水の舞台から飛び降りる」心境で予約をしたものです。
勿論、露天風呂などがついていない普通の部屋で、安いプランを探した上に会社の補助金など使えるものはちゃんと使えましたが、それでも2人で7万円は掛かります。

ホテル到着は16時頃、すぐに予約した部屋にご案内いただきました。今回会社の後輩に予約をお願いしていましたが、その後輩が足の悪い私に気を使って和室に椅子・テーブルを準備してくれていました。でもやぽぱり和室なので椅子テーブルでは何となく寛げません。なので椅子テーブルをご辞退申し上げて、結局通常通りのスタイルに戻していただきました。
窓から見える庭園は散歩はできないものの、日本旅館独特の風情です。
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抹茶・お茶と茶菓子2種類を味わった後は、待望の温泉に入浴です。
17時台という温泉旅館の大浴場にしては「ラッシュ時間」のはずなのに、私が入浴した時間に他のお客さんの入浴はゼロ。あんなに大きなお風呂なのに、「貸し切り」を味わえる何とも贅沢なひと時でした。
露天風呂にも入りたかったのですが、足の痛い私は今回は無理をせず大浴場だけで我慢します。でも、貸し切りの大浴場には本当に満足しました。

高級旅館だけあって夕食は部屋食。高級感ある献立を渡され、いやがおうにも期待が高まります。
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さすがに高級な素材を使った料理で、盛り付けも凝っており十分に満足させていただきました。
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みんな美味しかったのですが、特に滅茶苦茶やわらかい仙台牛と、骨を全く感じないハモが美味でした!!

寛いだ夕食後は、いつも通り「倍返し!」の「半澤直樹」を楽しみました。」

3日目:9月9日(月)
 朝のスタートはやっぱり温泉。6時前に大浴場に向かいましたが、今回も貸し切り状態で、朝から貸切風呂を本当に満喫しました。
(この2回の「貸切風呂代」で今回の宿泊費、元が取れたかもしれません!?)
 朝食も部屋食。本当に日本食の朝ごはんは美味しく、旅館の朝食ではいつも通り「おかわり」をしてしまいます。
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恐らく1泊の旅館代金としては自分史上最高額を払ったと思いますが、満足できる宿泊でした。

ホテルをチェックアウトした後に、最近温泉以上に有名になっている秋保の名物を買いに出かけます。
最近「秋保と言えば」と定番になっているのは地元スーパーで売っている「おはぎ」で、仲居さんによると土日などは3つある駐車場がすべて満車となり行列ができるくらい大人気なのだとか… 確かにこのおはぎ 私がTVで見た回数だけでも3回以上は間違いなく紹介されています。

「第2駐車場」には大型バスが2台停まっており、多数の観光客が全員下車して田舎のスーパーのおはぎを買っている姿にはちょっとびっくりします。
でも私も何とか駐車場に空きを見つけて車を停め、スーパーに急ぎます。
スーパーの入り口には駐車場整理の人が2人もいて凄い人気ぶりを伺わせます。
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観光バス乗客が購入するピークが過ぎた後に、我々もようやくお昼用におはぎを手に入れることができました。味はあんこの他にごまときな粉の3種類(この他に、秋以降限定で納豆が出るそうです。)ですが、我々はあんことゴマの2種類を購入。

おはぎ購入後には一路埼玉を目指します。
お昼は栃木県の上河内SAで待望の秋保のおはぎをいただきました。
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期待度が高かったので… 確かにボリュームはすごくってあんこやゴマなどもすごく多いけれど… 「懐かしい味」という以外の表現はあまり見つかりませんでした。

自宅に帰り着いたのは14時前、復帰後初めてロングドライブを満喫できて、大満足の旅行となりました。


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