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10年振りの曲 「主人公」 [好きな曲]


今日も日曜朝恒例のリハビリを終えて、いつものようにPCに向かっています。

お陰様で息子は順調に回復中、1泊3万5千円以上の特別室は3泊で卒業し、木曜日からは念願の大部屋に移っています。でも4人部屋とは言え、1日の差額ベッド代が7000円かかるそうです。でも、1泊3万以上の個室と比べると本当に助かります。
差額がかかるだけあり、ベッド横には専用の冷蔵庫があり、TVは勿論見放題です。これだけの待遇に病気の息子も退屈は退屈なものの、ほぼ満足しているようです。

でも、お陰様で明日月曜日にようやく退院となります。先週末、息子の会社にお願いしておいた健康保険の「限度額適用認定証」も無事に届いたので、退院の準備は万全です。でも、医者から「すぐに働かないで、当分は療養」と言われており、最短でも次回の外来予約2月24日金曜日までは自宅で療養を言い渡されています。
息子は早く復帰したくて仕方がない様子ですが、やっぱり「救急車で搬送されるような大病」だったわけですから、医者の言うことをしっかり聞き、「回復第一」と言い聞かせて、無理矢理納得させています。

でも1か月会社休んだら、家賃その他の支払いが大変なんだろうなぁ… と思います。仕方がないので入院費用(30万ぐらいは覚悟しています!)と休業中の生活費はいったん払ってやるつもりでいます。
まぁ、「出世払い」で、もう少し生活が楽になったらゆっくり返してもらいましょう!


ところで、今日は久しぶりに「昔の好きな曲」について書きます。

月曜日から木曜日の間は、池袋と埼玉の家を往復したりしていますので、ゆっくりTVを楽しむ時間があまりありません。その分金~日の間に翌週のTV番組を片っ端から予約し、週末に見るようにしています。
通常のTV局の番組では、最近漫才番組など「何も考えずに笑える」番組が少なくなったので、バラエティは観る頻度が減っています。
無条件で楽しめ、楽しみにしているバラエティ番組は「ロンドンハーツ」ぐらい。個人的には紳介の番組のファンだったので、彼の引退で楽しみに見る番組が確実に数本減ったのも事実です。

バラエティを見なくなった分、連続ドラマを多く見るようにしています。特に「面白い!」という訳ではありませんが、ビデオに撮って見ているので、惰性的に何となく見ています。
思えば会社に入ってから、家に帰る時間が毎晩11時前後という生活を25年以上続けていましたので、連続ドラマなんて見たのは何年振りでしょうか?
少なくとも、ドラマを見るために仕事を切り上げて早めに家路を急いだのは、堀ちえみの「教官!」で有名な「スチュワーデス物語」以来じゃないでしょうか…
あれって、もう25年ぐらい前のドラマですよね…
それ以来、病気になる前には本当にドラマ、見た記憶がありません。

ちょっと話が横道にそれました。ビデオを撮って見ている話です。

ビデオを撮りまくっていた時、旅行&列車好きの私が撮った番組の中で、数年前に放送した冬の北海道の列車紀行をBSで再放送していた番組がありました。
冬の北海道が大好きで、汽車旅も大好きな私は、深夜に放送されている再放送でもビデオで楽しむことがあるのですが、その番組の主題歌が、本当に懐かしいこの曲、「主人公」だったのです。
でも、その番組で歌っているのは、その番組のナレーターの女性です。
なので先日、早速Youtubeでこの曲を探し、凄く懐かしく年甲斐もなく感傷に浸ってしまいました。

さだまさしさんのこの曲、聞いたのは本当に久しぶり、誇張ではなく10年ぐらい振りだと思います。
さださんのこの曲が発表されたのは1978年、さださん3枚目のアルバム私花集(アンソロジー)です。アルバムが発売されたのは私が高校生の時代、このアルバムも発売と同時に購入し、擦り切れるぐらい聞いた記憶があります。(まだタモリが売れ、「さだまさし=根暗」というイメージをタモリが植えつける前の話です。あれからしばらくして、人前で「さだまさしが好き」と言えない時代がありました。)
その中でもこの曲「主人公」は忘れもしないB面最後の曲。発売当初から「さだまさしNO1の曲!」と圧倒的に支持され,ファンの間では絶対に欠かすことのない1曲になりました。
その割にシングルカットされてもあまりヒットせず、「知る人ぞ知る名曲」は今に至るまでずっとそのままです。
当時中日ドラゴンズの1番バッターで人気者の田尾選手(初代楽天の監督!)が、この曲をシングルカットしてちょっと話題になったこともありました。(ファンとしては、正直「やめてくれ~!」と思っていました。)

私はと言えば、「感動して大好きになって、ずっと聴き続けた。そして、聴きすぎて、飽きた。」という表現が適当なのかもしれません。ずっと大好きでしたが、20年前ぐらいにはやや飽きて、その後はずっと聴かなくなった曲なのです。

でも、10年以上ぶりに聴くと、やっぱりその歌詞にじ~んと来るものがあるのです。歌詞そのものはパリに憧れるような横文字が並んでいる(さださんの初期の作品にはこの傾向の曲が他にもありますね…)ので、高校生時代はまだ見ぬパリに憧れて歌詞を聴いていたのに、パリに毎年出没するようになったら、その横文字がもしかしたらちょっと鬱陶しく聞こえるようになって、だからちょっと鼻についたのかもしれません。
でも、「時を遡るチケットがあれば欲しくなる時がある」など、この年になって改めて聞かされると、じ~んときてしまいます。

なので、改めて歌詞を書き写してみます。
(片仮名で歌っている部分は、片仮名でそのまま書きます。)


時には思い出ゆきの ガイドブックにまかせ
"あの頃"という名の駅で下りて "昔通り"を歩く
いつものテラスには まだ時の名惜りが少し
メトロの駅の前には "62番"のバス
プラタナス並木の古い広場と 学生だらけの街
そういえば あなたの服の模様さえ覚えてる
あなたの眩しい笑顔と 友達の笑い声に
抱かれて 私はいつでも 必ずきらめいていた

"或いは""もしも"だなんて あなたは嫌ったけど
時を遡るチケットがあれば 欲しくなる時がある
あそこの別れ道で 選びなおせるならって…
勿論 今の私を悲しむつもりはない
確かに自分で 選んだ以上精一杯生きる
そうでなきゃ あなたにとても とても はずかしいから
あなたは教えてくれた 小さな物語でも
自分の人生の中では 誰もがみな主人公
時折思い出の中で あなたは支えてください
私の人生の中では 私が主人公だと


間違いなく私人生の主人公である「私」の思い出の曲です。

昔通り、歩きたいな~
 

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