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渋谷のインベーダー [tacsue@通勤中]

おはようございます。
いつもの通勤列車です。
先週、毎週日曜日のノルマにしていたこのブログの更新をサボってしまいました。
日曜日に更新をサボったのは、旅行に行った2日以外は今年初だと思います。

更新しなかった(出来なかった)理由は「ネタ切れ」ではなく、前日の土曜日に大学時代のサークルのOB会に出席し、久し振りに盛り上がったために日曜日は結構疲れてしまい、急遽自分の「完全休養日」にすることにして、リハビリもせずにひねもすぐったりとしていたためです。
そのお陰で、少しだけ疲れが取れたような気がしています。

土曜日午後のOB会会場は懐かしの渋谷。渋谷は高校・大学時代の私のホームグラウンドでしたが、会社に入ってからは何故かずっと縁がなく、渋谷に降り立ったのは本当に久し振り、倒れて以来初でした。
渋谷までは湘南新宿ラインのグリーン車、(グリーン車の利用は何と今月初めてです) グリーン車は平日料金より200円も安い550円で50分以上は乗車しなくてはいけないので、迷わず選択しました。でも、相変わらず湘南新宿ラインの渋谷駅は本当に遠いですね。この遠さは私にはいくら知っていて思い出して覚悟していたとはいえ、結構辛いものがありました。

でも本当の渋谷の恐怖はそれからが本番でした。

OB会の会場は、渋谷公会堂近くのホテルでした。病人なのでタクシーで行くことも考えたのですが、ちょっと早めに到着したこともあり、懐かしの渋谷を久し振りに見ようと徒歩を選択しました。
でも最初の恐怖は駅前のスクランブル交差点。そうあのハチ公前広場から西武やセンター街に行くには避けては通れないあのスクランブル交差点で、TVやニュースなどでもお馴染みの交差点です。
ある程度予想はしていましたが、結構信号の間隔は長かった記憶があったので、信号が変わるやいなやすぐに歩き出して、ゆっくり確実に渡れば大丈夫だろうといささか安心していました。

でもいざ信号が変わってみても、長い人の列はなかなか動き出しません。というか、先頭は動いているはずなのに私の前の人が動き出すまでのタイムラグが予想以上に長いのです。
ようやく私の前の人が動き出したのは、青信号の半分が過ぎた頃、次の信号まで待とうかとも一瞬考えたのですが、この辺りが私の何歳になっても「若気の至り」なのか、無謀にもそのまま歩き始めました。(でも、この人の流れに従わないで、「渡らない」というのもそれはそれでかなりのリスクを伴いそうです。)

凄い人並みの信号を一歩一歩、自分では多少焦りながらも転倒には充分気をつけて歩きます。でもあらゆる方向から歩いてくる人の流れは恐ろしく、昔のTVゲームの敵の攻撃のように360度あらゆる角度から人はぶつかってというかインベーダーのように攻撃してきます。5秒に一回はぶつかりそうになり、かろうじてギリギリでクリアします。

更に信号が点滅し出してからはもっと大変でした。信号が点滅し出した時点では私は横断歩道のほぼど真ん中で、嫌がおうにも急がざるを得ません。
でも360度あらゆる角度から攻撃をしてくるインベーダー達は、クリア寸前のTVゲームのようにスピードを上げて遠慮なしにぶつかって来ます。後ろから2回ぐらい走って来た人に衝突されて、注意していないと転倒しそうになりましたが、何とか信号が変わるタイミングで渡り終えて、恐怖の渋谷の第一ステージは何とかクリアすることができました。

第二ステージは交差点に続く西武前の通りから公園通りへの歩道です。この通りは横や斜めからの攻撃はありませんが、人ごみは凄まじくその上に前から後ろからスピードに変化をつけてぶつかって来ます。特に2つ3つと合体して攻めてくる(二人三人と横並びで歩道の幅をかなり使って歩いてくる)人達には何度も追突されて、短い時間でしたが本当に危ない目に何度も遇いました。
「土曜日午後の渋谷の人並み、恐るべし」です。

公園通りに達してからは、混雑は一段落したものの、今度は上り坂という新たな敵が攻撃を始めたので、結局懐かしの渋谷を久し振りに味わう余裕は殆どなく、何とか会場にたどり着けた という感じでした。

久し振りのOB会では、懐かしい同期や先輩達にたくさんお目にかかることが出来ました。前回、昨年2月の会を病気理由に欠席していますので、多くの方に心配と激励の言葉をいただきました。

でも、50を過ぎた友人たちも皆口々に「久しぶりの渋谷の人ごみは恐ろしい!」と言っていました。元気な方々でもそうなのですから、やっぱり私には恐ろしい街ですね!?

大いに飲み(ウーロン茶ですが)、昔話に大いに盛り上がり、学校の応援歌を倒れて以来初めて声を張り上げて歌った後は、まだ夕方だったこともあり、久しく忘れていた懐かしい響きの「二次会」にこちらも2年半振りに参加しました。

渋谷の帰り道もちょっと心配しましたが、帰りはこっちも同僚が多く私の周りをガードしてくれましたので、酔っぱらいインベーダーの攻撃は受けずにすみました。


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