日本一周の旅 総括 [日本一周(一周目)]
2014年9月から始めた日本一周を、振り返ってみようと思います。
<データ編>
1.旅行期間
日本一周を開始したのは:2014年9月23日
2015年3月31日までは前の会社に勤務(旅行会社)
2015年11月1日からは今の会社に勤務(学校法人)
日本一周を完遂したのは:2016年12月4日
2.全旅行数
日帰りを含む全旅行は:26回
内、日帰りの旅は:9回
宿泊を伴う旅は:17回 でした。
長かった旅のBEST5は:
①九州一周(2015年9月 18日間)
2位は同日数で2つ
②山陰・山陽周遊(2015年5月 16日間)
②北海道一周(2015年6~7月 16日間)
④東北一周(2016年8月 15日間)
⑤四国一周(2015年10月 14日間)
全旅行日数は:146日でした。
3.ドライブ
車で行った旅行は:全17回 128日
(公共交通機関での旅行は:全9回 18日)
全ドライブキロ数(一部推定値を含む): 25,666キロ
※勿論、自分で運転したキロ数のみで、タクシー観光等のキロ数は含まず
最も運転した旅行BEST3
①北海道一周(2015年6~7月 全4,011キロ)
②九州一周(2015年9月 全3,724キロ)
③東北一周(2016年8月 全3,093キロ)
4.徒歩
万歩計全歩数(一部推定値を含む):1,507,020歩
最も歩いた旅行BEST3
①九州一周(2015年9月 全236,872歩)
②四国一周(2015年10月 全176,567歩)
③東北一周(2016年8月 全176,450歩)
5.宿泊
全宿泊数:120泊
120泊のうちには、フェリー泊が4泊あるので、
47都道府県宿泊数:116泊 宿泊地数:105
最多宿泊都道府県は:①北海道(12泊) ②宮城県(8泊 但し実家を含む)
その他では4泊した都道府県が:青森、山形、三重、京都、兵庫
反対に、1泊しかできななかった都道府県は:
茨城、栃木、群馬、山梨、奈良、滋賀、大阪、岡山、福岡、佐賀
と10もありました。2周目の課題ですね.
泊まっていない都道府県は埼玉と東京(日帰りの旅各3回)
うち、温泉に宿泊した数:39 と全体の約1/3
特に、前半ケチケチだったため、全体的には温泉泊はやや少なかった気がします。
6.旅行中の天気
以前に、「この日本一周が終わる頃には、自分が晴れ男かそうではないかがわかる。」という投稿をした記憶がありますが、結論としては、「これだけ長い間旅をしていると、当然ではあるが晴れの日もあるし雨の日もある。」というごく当たり前の事実が判ります。つまり私は、「晴れ男でもなければ雨男でもないごく普通の人。」ということになりますが、全体的には”ここ”という晴れて欲しい日には全体的に晴れが多かったような気がします。 今回の7回のロングトリップを天気的に分類してみると
・天気に恵まれなかった旅
2015年4月 紀伊半島 旅行中、ほぼ毎日ずっと雨ばかりでした。吉野の桜も雨中でした
2015年6~7月 北海道 北海道らしい眺望はほぼ全滅でした!
・どっちともいえない旅
2015年8月 長野・岐阜・北陸 雨が多い旅でしたが、ハイライトである上高地、新穂高、アルペンルートは全部晴れでした!
2016年8月 北東北 前半戦は最高の天気続きでしたが、後半に台風が来て以降残念な天気が続きました
・天気には恵まれた旅
2015年10月 四国 全く雨に遭うことがありませんでした
2015年5月 山陰・山陽 城崎で台風に遭遇、山口でも豪雨に遭いましたが、この2日以外は天気に恵まれました
2015年9月 九州 九州滞在中は宮崎での1日と門司での最終日以外はいい天気でした!
と、例外はありますが、やっぱり「私は晴れ男」とポジティブに信じるようにすることにします。
7.費用について
額の公表は控えさせていただきますが、ほぼ2年前に立てた計画通りでした。
いくらケチケチと言っても、夫婦二人で毎晩ホテルor旅館に泊まる旅ですから、それなりにかかるものはかかり、結果再就職を早めざるを得ない事態になりました。
今回の日本一周では、全国各地で「身障者割引」の恩恵を大きく受けたことも事実です。バリアフリーの対応が全くないのに身障者割引もない施設も全国にはかなりありましたが、反面バリアフリー対応が万全なのに身障者割引もあり、こっちが恐縮してしまう施設も本当にたくさんありました。例えば沖縄の美ら海水族館なんて、バリアフリー対策もしっかりしている上に、2千円もする入場料が身障者と随行者共に無料になるのですから、思わず「せめて、半額ぐらいは払いたい…」と窓口で申し出たい気分にすらなりました。そう、大阪城もバリアフリーは完璧なのに、ここも随行者共に入場料免除で、身障者用のエレベーターを呼ぶ都度、「申し訳ない」という気持ちになりました。お城は、全国的に身障者と随行者は無料になるところが大半でした。
<個人的印象編>
ここからは、データではなく個人的な印象で書きます。
あくまで行った時の天気やタイミングなどさまざまな条件が重なっての主観ですので、完全な個人的な意見であることをご了解ください。写真は全てこのブログに1回は掲載した写真です。全部の写真を掲載したいところですが、ブログの制限もあるので、テーマ毎に代表的な1枚だけにさせていただきます。
全体的に南のほうが多く北海道や東北が少ないのは、私が若い頃から北志向で北海道と東北ばっかり旅していたので、北海道・東北には”新たな発見”が少なかった故で、決してその2方面の感動が少なかったわけではありません。
◇印象的な山岳風景
何といっても上高地。
同じ日に続けて訪ねた新穂高
その数日後に訪ねた、アルペンルート
結果的に、同じ旅の3つの山岳風景が強く印象に残る格好になりました。
その他も大山などの秀峰、阿蘇や私の初恋の山開聞岳など、感動した山岳風景も枚挙にいとまがないほどたくさんありました。
◇印象的な海の風景
沖縄の古宇利島に負けず劣らずの山口の角島
瀬戸内海はどこも良かったけれど、とびしま海道としまなみ海道の亀老山展望台は、本当に素晴らしくってため息が出ました。
何故か痛烈に印象に残っている島原の原城址から見えた海
それこそ日本を代表するような風景が、あちこちにありました。
◇滝
滝好きとして、本当にたくさんの滝を見られて、幸せなひと時でした。
何といっても那智の滝はやっぱり凄かったなぁ~!
知床半島の遊覧船から見られたたくさんの滝も壮観でした
群馬の吹割の滝、茨城の袋田の滝、日光のたくさんの滝、岐阜の養老の滝… 忘れられない滝は本当にたくさんありました!
◇湖
今回、初めてじっくりと見ることができた琵琶湖。
サロマ湖では、33年振りに突端まで行くことができました。
でも自分が無知だった分、三方五湖には感動したなぁ~!
◇岬めぐり
高知では念願の足摺岬と室戸岬のダブル制覇を達成できました。
本州最南端の潮岬など、たくさんの岬に立つことができたのは、日本一周の旅ならではではないでしょうか!? でも、襟裳岬で体験した強風は本当に驚きました。この巨体の私が本当に飛ばされそうになったのですから…
◇好きな町並み(寅さんがいそうな街)
寅さんがいそうな街を探す"ことが今回の大きなテーマでした。日本の原風景がある街にたくさん出会うことができましたが、特に印象に残った町は
実際に寅さん映画の舞台にもなった宮崎県の飫肥
もっともっとゆっくり見たかった、京都の伊根
郡上八幡 今度は晴れの日にゆっくり散歩してみたい
北海道の港町増毛。列車が廃止になる前に、散策することができました。
比叡山麓の町、坂本も忘れられません。
※つい先日、今年の10月の終りに訪れ、「この町、いいなぁ~。今度ゆっくり散歩してみたいなぁ~。」と思った新潟県の糸魚川。このとき、「いいなぁ~」と思ったこの場所が、先日の大火ですべて燃えてしまった場所でした。
糸魚川の皆様、復興に向けて頑張ってください! また、行きます!
◇好きな街並み(その2)
寅さんはともかく、とっても気に入った街
平戸 港もお城もいいけれど、教会のある風景は秀逸
宇和島 何といっても旨い魚と郷土料理が最高でした!
萩 高杉晋作と寅さんが会話したら最高ですよね!?
福島県の山奥にひっそりとあった、前沢曲家集落
四国の内子も大洲もやっぱり良かったなぁ~!
◇有名な観光地ですが、予想以上に良かったところ
倉敷 町並みも大原美術館も良かった
鳥取砂丘 実は結構感動してしまいました
宮島と厳島神社 ここにも、もう一度行ってみたい!
それ以外にもたくさんたくさんありましたが、とりあえずこれだけにさせていただきます。
◇遊覧船(海)
さまざまな場所でたくさん遊覧船にも乗りました。どれも強く印象に残っているのですが、海から鳥取砂丘が見えた浦富海岸の島めぐり遊覧船、伊勢志摩クルーズ、瀬戸内海で渦潮が見えるかもしれない来島海峡観潮船、山口の青海島遊覧船などどれも感動的な航海でした。
無名ながら意外に感動したのは、宮崎南郷町の遊覧船。遊覧船がほぼ貸切状態でガイドをしてくれる方がいたことが良かったのかもしれませんね。!
◇遊覧船(川)
最上川や熊本の球磨川などの船下りや、紀伊半島瀞峡のジェットフォイルも楽しめましたが、先日の京都保津川下りの感動がまだ生々しく、強く記憶に残っています。
◇お城
その地域を統治した象徴がお城なのですから、いい場所にある象徴的な存在で、どこに行ってもその旅のハイライトになれたのがお城です。
昔からのお城が残っている中では、やっぱり群を抜いていたのは世界遺産姫路城ですが、それ以外のお城もどれも素晴らしいものばかりでした!
個人的には、戦国時代好きの私が最高に歴史のロマンを感じることができた岐阜城(私的には今でも稲葉山城)が、戦国時代にタイムスリップできた感動の瞬間でした。
◇棚田
たくさんの日本を代表する素晴らしい棚田を見ました。日本一の棚田と称する新潟の星峠の棚田や三重の丸山千枚田、能登半島では2時間ドラマによく登場する白米千枚田などが、強く印象に残っています。でも、ベストシーズンの感動的な時間に行った山口の東後畑の棚田が特に印象的でした。
◇花を愛でる旅
桜の旅も紅葉の旅も、日本の良さを実感できる本当に素晴らしい旅で、「日本に生まれてきて良かった!」と改めて思えた瞬間でした。
茨城のネモフィラ、栃木の藤、埼玉の曼殊沙華や芝桜、神奈川のあじさい 関東にも素晴らしい花のみどころがたくさんありました!
◇鉄ちゃんとして
殆どが車での旅でしたが、東西南北の鉄道の駅を全て制覇し、それ以外にも鉄ちゃんとしても大いに楽しませていただきました。
何といっても、”聖地”余部橋梁には本当に感動しました。
まだ乗ったことがない北海道新幹線。青函トンネルから出てくる新幹線をパチリと撮れた時には、感動で体中が震えました。
◇廃線跡を走るトロッコ列車
鉄ちゃんとしては微妙な部分もありますが、北海道美幸線を走るトロッコも感動的でしたし、高千穂橋梁を走る高千穂トロッコも忘れ得ぬ貴重な時間でした。
◇宗教の力はやっぱり凄いことを、改めて感じました
伊勢神宮も出雲大社も何となく気が引き締まって、不思議に神聖な気持ちになれましたが、やっぱり高千穂には強いパワーを感じました。
今回、仏教宗派の総本山もいくつか訪ねましたが、やっぱり高野山と比叡山のパワーは群を抜いているような気がします。特に高野山は、今度は最低でも2泊してのんびりと歩いてみたいものです。
憧れ続けてきた、大分の臼杵の石仏もやっぱり素晴らしかったなぁ~!
奈良の女人高野室生寺も、とっても印象的でした
◇温泉
39の湯+日帰り温泉の全てが印象深かったけれど…
個人的にはやっぱり大好きな霧島温泉の巨大なお風呂
明け方に入った、無人の酸ヶ湯温泉も感動的で忘れられません。。
開聞岳が見える日帰り温泉も、開放的で最高でしたよ!
(温泉には、写真がありません)
◇美味しいもの
こればっかりは、本当に個人的趣向なので何とも言えません。旅館での美味しいものは、前半は特にケチケチ旅行が中心だったため、十分に味わえたとは言えません。
安い民宿のようなところで、美味しいものをたらふく食べられた経験だけで言えば、サロマ湖の船長の家、青森県のペンション深浦、天草の大漁丸と、毎回訪れている北海道のきりたっぷ里etc…
各港町での海鮮丼、回転寿司、居酒屋もどこも超絶美味でした!
その他にも書き出すとキリがないのですが、この辺で総括を終わることとします。
2017年からは、新たな気持ちで新しい旅にチャレンジしたいと思います!
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