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東北旅行記<その6:総括> [回顧録]


昨日まで5回にわたって旅行記を書きました。
私自身、1年以上ぶりの倒れて初めての旅行でしたが、超充実の3泊4日の旅。いろいろと慣れない行動もあったけれど、本当にいい旅でした。「自分では現在これができて、まだあれができない」ということを認識するのにも勉強になる旅でした。
以下、旅の総括を書きます。

・日程
 3泊4日ではありましたが、3泊目は慣れ親しんだ妻の実家に宿泊しましたので、実質の旅行は2泊3日と3泊4日の中間ぐらいの疲れ方でした。翌日月曜日、休みなしでいきなり仕事に行くことが少々不安でしたが、結果的には最終日の妻の実家泊は大正解だったと言えるでしょう。日程的には病み上がりにはちょうど良かったと言えます。

・旅費
 これが目的で夫婦で加入した「大人の休日倶楽部パス」。@15,000×2名分でこれだけ乗ったほぼすべてのJR券代がカバーできました! 加入しておいてよかった! 因みに弘前まで普通にJRで切符を買うと約16,000円、往復だと32,000円です。つまり半額以下で旅行に行けた計算になります。
「来年もこのパスで旅行に行くぞぉ~!」

・妻
 私が倒れる前には、病気をしたりどちらかというと私が妻の面倒を見ていました。妻は数年前に1カ月以上入院したこともあり、退院後も週末にすべての買い物を私がして、1週間の夕食のメニューもすべて私が作り、家計簿も私がつけていました。
ところが私が倒れてからは、入院中から退院そして今まで私の面倒をすべて妻に見てもらい、1年以上本当に献身的な看病をしていただきました。そういった意味では本当に頭が上がりません。その妻が一番会いたがっていた弘前在住の友人に逢えて、25年ぶりにゆっくり話ができたことは本当に良かったと思います。妻も本当に嬉しそうで本当に久しぶりに晴れやかな顔をしていました。少しだけ恩返しできたと思うので、何よりでした。妻の母親とも1年以上逢えていなかったものの、久しぶりに逢えて元気そうでしたので何よりでした。

・ホテル
 1泊目は秋田駅前のシティホテル、2泊目は弘前駅前のビジネスホテルでした。どちらも自社のネットで予約したものですが、どちらも「喫煙ツイン」で予約されていたのにはちょっと参りました。最近は禁煙ルームの方から売り切れ、喫煙または指定なしの部屋しか空いていないことが多くあります。ホテル業界もより禁煙ルームの割合を高めることを望みます。
1泊目のホテル「リッチモンドホテル秋田」は駅からはちょっと距離はあったけど、最新の設備のいいホテルでした。
ホテルに泊まるのに、私が一番問題だと思っていたのは、何と言っても「風呂」。手すりのない浴槽への出入りは厳しい部分がありましたが、このホテルはシティホテルのように浴槽が広く、浴槽のふちが浅かったので、出入りに妻に見守りだけしてもらって何とか風呂に入ることができました。病院・自宅以外では本当に久しぶりの入浴を楽しむことができました。
 2泊目の「ルートイン弘前駅前」は典型的なビジネスホテルですが、ビジネスホテルとしては全体的に上質のホテルでした。1泊目と違って部屋は狭目でしたが、ベッドでTVを見てくつろぐには全く問題ありません。このホテルの風呂は典型的なビジネスホテル仕様。浴槽が狭くふちが高いので、風呂に入るのを断念。妻に手伝ってもらって浴槽のふちを何とかまたぎ、風呂の中でシャワーを浴びます。手すりはありませんがカーテンレールにつかまって何とか風呂の中に入ることができたので、湯を張れば風呂にも入れたことになる訳ですが…
このホテルで何と言っても良かったのは朝食。「朝食無料」を謳っているビジネスホテルは多くありますが、多くがパンとコーヒーだけなどの簡単なもの。それに比べてこのホテルはパンも和食も選べる本格的なビュッフェスタイルで、私は和食のおかずにパンという贅沢な朝食を味わうことができました。
贅沢を言えば朝食会場が狭いこと! 朝、7時半頃にはバイキングで取っても坐る席がありませんでした。

・歩き
 出発日、自宅駅の前で見事に転倒する不安なスタートでしたが、その後は何とか転倒せずに無事に歩くことができました。これはやはり神様からの「注意して旅行しなさい」という無言のメッセージだったのでしょう。
その後は問題なく歩くことができたのですが、やっぱり乗り物の階段には何となくプレッシャーを感じました。特に特急列車やリゾートしらかみにあんなに段差があることに、改めて驚かされました。もう少し、用心しなければいけないようです。
歩きできつかったのは十二湖の散策路、行けないことはなかったのだろうと思いますが、やっぱり手摺がない階段は結構プレッシャーがかかります。今後は是非手摺の設置を求める活動に協力してゆこうと思います。
岩木山の日にも結構厳しい場面がありました。まず観光バスの乗降りの階段がこんなにきついことに初めて気が付きました。またリフトに乗るときのプレッシャーは相当でした。でもこのリフトはバリアフリーに対応するというより、私がもっとリハビリして元気にならなければなりませんね。岩木山の登山口も同じ。この登山口に手すりを付けてなんてことを言うつもりはありません! 早く直して今度こそあと一合にチャレンジしたいと思います。

・食事
 以前のようなグルメ旅行ではありませんので、食事はそれなりではありました。酒田では海鮮丼を堪能、夕食は稲庭うどん一杯で、せいぜい豪華に天ぷらを付けただけで満足するのですから、グルメだった私の食も変わったものです。翌日以降の昼食も観光優先で簡単なもので済ませていますし… 兎に角酒を飲まなくなって、こんなにも食事代がかからないということが本当に不思議です。
でも、念願だったB級グルメ「黒石つゆ焼きそば」が食べられて大満足です!!

これで9月前半の旅行記は終わりにします。次回からは通常のブログに戻ることにします。

最後に、東北のとびっきりの青空を!
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