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東北旅行記<その5:岩木山へ> [回顧録]


早くも10月になってしまいました。
10月になったのに、まだ9月前半の旅行記が書き終わっていません。
今日で終わらせて、そろそろ次の話題に行きたいと思います。

9月10日(土)

昨日10時過ぎまで友人との二十数年振りとの再会を満喫した妻は、帰着後も興奮状態が続きました。夕方友人と出会ってから弘前城を案内してもらい、夕食を食べてから、津軽らしいと言えば最高に津軽らしい「津軽三味線」のライブハウスに案内され、その後友人の家にお邪魔… 考えられる弘前の「フルコース」を再会した友人にご案内いただいたことになります。

興奮冷めやらぬ翌日朝、とりあえずホテルが無料でサービスしてくれる朝食(無料の割には意外と美味しい、しっかりとした和食バイキングでした!)を食べながら「今日はどこに行こうか」と妻と相談します。
本当は妻が以前から見たがっていた弘前城址を散策し、そのそばにある「弘前ねぷた博物館」でも散策すれば2時半ぐらいまではすぐに時間が経ってしまうだろう… とこの日の午前中のみノープランでした。でも昨日、妻が念願の弘前城を堪能してしまったので、弘前城址を散歩してねぷた博物館に行くプランも成り立たなくなります。

でもホテルにいても仕方がないので、とりあえず8時過ぎには駅に行ってロッカーに荷物を預け、観光体制を整えます。空を見上げるとこれ以上ない晴天、天気予報では今日の午後には天気が崩れるそうですが、午前中はこれ以上ない晴天予報です。津軽のシンボル岩木山もくっきりと山頂を見せています。

「そうだ、岩木山って、登れるのかなぁ~?」と今回の旅で岩木山に登ることを初めて思いつきます。まだ8時を過ぎたばかりなので観光関連の施設が全く開いていませんので、それからは、スマホを駆使してネットと格闘し、岩木山登山情報を集めます。結果、「岩木山麓までは路線バスがあり」「そこから8合目までは登山バスがあり」「8合目まで上がれるが、そこから9合目まではリフトがある」ことがわかりました。でもこれだけ行っても今日は仙台の妻の実家に行かなくてはならず、弘前発2時半の普通列車に乗り、新青森発の「はやて」の指定券が取ってありますので、2時半までに弘前駅に帰ってこなければなりません。間に合わなければせっかくの登山プランも台無しです。

続けてネットで検索すると、「9時駅発に路線バスがあり」「8合目行きのバスに接続がよく」「8合目では1時間強の時間が取れ」「そのまま下山すると1時半頃に駅に着く路線バスに接続できる」ことが判りました。続けて「山頂往復には特別乗車券があり、往復2500円で行ける。」こと、そして「その乗車券は8:45にオープンする弘南バスの案内所で売っている。」ことまでが8時40分ごろまでにネット情報で判明、まさにスマホ様様です。急遽「岩木山に登ろう!」と意見が一致し、弘南バスの案内所にオープンと同時に並び、無事に5000円也で2人分の乗車券を確保します。
 
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9時に予定通りごく普通の路線バスが駅に到着、山頂を目指す観光客と路線バスの普通の生活者とを混載したバスは、まずは市内を路線バスとして走ります。「土手町」などの30年ぶりに聞く懐かし地名を聞き、弘前城址をかすめて私に弘前の市内観光をサービスしてくれた後、バスは岩木山を目指して、徐々に速度を上げていきます。車窓から見る岩木山の姿も、少しずつ大きくなっていきます。
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途中岩木山神社などを見て、路線バスの料金が1000円を超えた頃に乗換駅の嶽温泉駅に到着。登山口だけあり、もう岩木山はすぐ近くに見えます。
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時間通りに到着した登山バスは、弘南バスの観光バスタイプの車両。以前添乗員もやっていた頃は軽やかにバスに昇り降りしていた私ですが、正直今は観光バスタイプの狭くて急な階段を昇降するのはかなりしんどい作業でした。

スカイラインのつづら折りの坂道をバスは軽快に登ってゆき、よっやく岩木山8合目に到着します。
まずリフトの乗り場へいき、所要時間を確認、1時間の帰りのバスの時間で十分に往復できることを確認して、恐らく冬はスキーヤーで賑わうであろうリフトに往復500円(これもパスで割引!)を払って早速乗り込みます。
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左手一本でのリフトは、少々怖くもありましたが、恐らく反対側の眺めは最高だろうなぁ~と思いながら、何とか10分の往路を楽しむことができました。
リフトの頂上は9合目、ここから1合歩けば頂上に辿り着けるのですが、今の私には無理なことです。
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頂上はもうすぐそこですが… 次の楽しみに取っておくことにします。
反対側には白神山地と日本海が… 昨日乗った五能線も見えるはずですが…
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9合目はリフトの終点と登山道路だけで、他には何もありません。登山が出来ない私は、山頂を満喫した後、再びリフトにて8合目まで降りました。
8合目には売店などもあり、再度山の姿を目に焼き付けた後、11時半には再び観光バスの登山バスに何とか乗り込み、嶽温泉を目指します。

本来は嶽温泉で入浴を楽しんでのんびりしたいところですが、まだ風呂に入れない(というか知らない風呂には恐怖感がある)上に、今日中に仙台へ行かなければならない身の上ですので、風呂は諦めて土産屋でトウモロコシの焼いたのを買い、妻と食べるだけで温泉街のぶらぶら歩きを我慢し、再び路線バスにて弘前駅へ向かいます。

弘前駅到着は予定通り1時半。駅ビルのミスドを昼食にした後、駅ビルで会社への土産を購入、手が不自由な私は宅急便で会社宛に送ります。
その後このたび初めての各駅停車で弘前を出て新青森へ、新青森からは「はやて」で仙台へ向かいます。

仙台は妻の実家で、特に旅行記で書くようなことはありませんが、旅行記の総括を明日書こうと思います。

 

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