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海外旅行復活と憧れのハワイ [雑感]


6月に北海道に行って、7月にはその旅行記の執筆(そんなに格好良いものではないけど…)で普段の生活には張りがあったのですが、8月に入ってからは本当に直近の「目標」が無くなり、何となく茫然とした毎日を送っています。
「じゃぁ、次の目標を早く決めればいいじゃん!!」と思うのは誰しも同じ気持ちなのですが、今回の「次の旅行先」は決まっているものの、正直計画に没頭する気には全くなれません。

「次の旅行先」と決めているのは、「ハワイ」です。
旅行会社の社員だった私と結婚して、「これからは、たくさん海外旅行に行ける♪」と楽しみにしていたはずの妻に対して、結婚してから連れて行った海外旅行は、28年間でたったの2回だけなのです。

1回目は勿論新婚旅行。当時から人気のハワイにはあえて行かずに、「貧乏人だけど、たった一回だけ(の予定の)新婚旅行なので、ちょっとは贅沢がしたい。」という私のたっての希望を叶える旅で香港へ。当時は、今以上に高嶺の花だった「ビジネスクラス」に乗り、当時から香港を代表する「ペニンシュラホテル」に泊まる贅沢な個人旅行を楽しみました。

空港~ホテルの往復には、ペニンシュラホテルのロールスロイスのリムジンを利用したのですが、帰路空港に向かう際に運転手さんに航空会社だけを聞かれて空港に着いたら、ごく当たり前のようにファーストクラスのチェックインカウンターに荷物を運ばれ、チェックインされます。 慌てて訂正してビジネスクラスのカウンターに荷物を運んでもらうのですが、プライドのムチャクチャ高そうな運転手は、「うちのホテルに泊まって&ロールスロイスで空港行って、ビジネスクラス??」と怪訝そうなというより明らかに不快感を表されて、ちょっとびっくりします。「いつも通りエコノミークラスだったら…」と考えたら、ちょっとヒヤっとしてしまったことを覚えています。

香港の市内を2階建路線バスなどで観光したのですが、28年前には香港の繁華街には日本人観光客の姿は全く見つかりません。「ここが、あの人気旅行先の香港??」と妻が訝しがるので、「じゃぁ、証拠見せてあげる!」と九龍地区繁華街の一角にある免税店(DFS)へ。予想通り日本人しかいない巨大な免税店に、妻が納得したことも懐かしい想い出です。

2回目の海外旅行は結婚10年目。当時タイミング良く(悪く)「結婚10周年には、ダイアモンドを贈ろう!」という"Sweet 10 Diamond"というCMがバンバン流れていて、そのCMが流れるたびに妻の視線が気になります。
勇気を出して、「ダイアモンドが欲しいの?」と聞いてみると、「ダイアモンドより、海外旅行に行きたい!」というので、当時はまだ小学校低学年だった2人の子供の面倒を、まだ元気で一人暮らしをしていた私の母にお願いして、二人で妻憧れのアメリカ西海岸に出かけます。
ロスでは、当時まだ日本には上陸していない「ユニバーサルスタジオ」を満喫します。当時は当然”ハリーポッター”なんてなく、人気のアトラクションは全く違っていました。「バックドラフト」のテーマソングを聞いて、洋画に疎い妻が、「何で、料理の鉄人??」と驚いたことを思い出します。バックドラフトのテーマソングを”パクった”「料理の鉄人」が大人気だった頃です。勿論十数年後に、”中華の鉄人”陳健一さんの店に、当時小学校1年生だった息子が奉職するなんて、夢にも思っていませんでした。

その後、フェニックスでレンタカーを借りて、グランドキャニオンやモニュメントバレーなどの大自然「グランドサークル」のドライブを楽しみます。当時、アメリカフリークの私でも名前だけしか知らなかった「セドナ」は時間の関係で素通り。今考えても、本当に勿体ない瞬間でした。

その後、ラスベガスでは前年に行った「VIP招待旅行」でVIPの皆様から大評判だったイタリアンレストランに意気揚々と妻を連れて行ったのですが、そのお店で食べた「Fresh Seafood(恐らくムール貝)」にあたり、最終都市で私が一番好きで何度も行っているサンフランシスコでは、満喫プランを山ほど用意していたのに、結局2日間何もできずに高級ホテルの部屋でひたすら寝ていました。

3回目となるべく、25年目の銀婚式の年にはカナディアンロッキーの大自然をレンタカーで満喫する予定にしていたのですが、計画を立てる前年に病気で倒れてからは、海外旅行どころではありませんでした。

そんなわけで、カナディアンロッキーはもう少し後に回すものの、妻としては「ハワイに行ったことがない」というのは、周囲の知人と比べても(旅行会社社員の妻としては)少々恥ずかしいことのようで、「来年こそは、(病気5年目の私の)海外旅行復活の年として、ハワイに連れてけ!!」と言っています。妻には迷惑をかけっぱなしの私にも、勿論異存があろう筈はありません。

日本の海外旅行を代表する「ハワイ」。私も若年社員の頃、つまり昭和の時代にはしょっちゅう添乗員として行っていました。でもベテラン社員になると同時にハワイに行く機会も減ってゆき、最後に行ったのは20年以上前の平成2年です。
でも、ダイアモンドヘッドやワイキキの繁華街は20年前とはあまり変わっていないようで、「つい最近行ってきたかのように」語るのは、昔から得意なのです。
(詐欺商法ではありません… 念のため)

実は5年前の2009年には、20年振りに行くハワイに行くチャンスがありました。当時出向していた会社で「職場旅行幹事長」に任命され、選んだ旅行先がハワイ。昔からのノウハウを駆使して社員のみんなに楽しんでいただけるプランを企画したのですが…
ある意味、「20年振り」の自分が一番楽しみにしていたのですが、当時入院中の母親の病状が悪化したので、1週間前にキャンセル料を支払って断腸の思いでキャンセルし、団長⇒見送り組 への華麗ではない変身です。
(母は、その1週間後に旅立ちました。)


ということで、2015年の旅行はハワイに決めているのですが、北海道などと違ってプラン作りにあれこれと悩む(=楽しいプラン作りの時間!!)ことは、そんなにはありません。
「どこに行こうか」については、ハワイではせいぜい「何島に行く?」ことぐらいが選択肢なのですが、ハワイ島やマウイ島に滞在する場合はレンタカーがないと満喫できないのですが、片手&片足運転でレンタカーが運転出来ない私は、この選択肢をチョイスすることは出来なさそうです。
おまけに、隣島(オアフ島以外)の高級リゾートホテル=「憧れの高級ゴルフリゾート」なのですが、ゴルフにはまだ復活できない私にとっては、精神衛生上極めて悪い滞在になるので、今の状態では高いお金を払って、絶対に泊まりたくはありません。勿論、昔からゴルフに興味がない妻にも興味はないでしょう。

そうなるとオアフ島のワイキキ滞在のごく普通の4泊6日のツアーを選ぶしか選択肢はありません。肝心なホテルですが、数年前から「次にハワイに行く時のホテルは、モアナサーフライダー。」と個人的には決めていますし、航空会社は「陸マイラー」の私は当然JALに乗ってマイルを貯めようと思いますし、旅行会社は自社以外を選ぶほどの度胸もありません。

従って、ハワイに行くのは1年後なのですが、すでに大半のプラン内容が決まっています。
これは、「旅行プランをあれこれ考えるのが、旅行そのものと同じくらい(それ以上!?)好き。」という私にとって、いじめ以外のなにものでもありません。

別の楽しみを早急に見つけなければなりません!!


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